最高のメインディッシュ

 

若い女性が2人で某アジア国へと海外旅行に出かけた。

昼間は観光地を一通り巡って、夜は食事をするために飲食店が軒を連ねる繁華街へと繰り出した。


 


ガイドブックに載っていた美味しいと評判の店を探しに行ったのだが、どうにも見つけることができない。

完全に迷ってしまった二人は繁華街をウロウロしていると、突然怪しげな現地人男性から声を掛けられた。

話を聞くと二人が困っている様子だったので、心配になって声を掛けたという。

とても親切な人だったので、ガイドブックの美味しい料理店の所在地を尋ねた。

すると男性は「そんな店より私がもっと良い店を紹介してあげます。」と、現地人しか知らない穴場的な店を紹介してくれると言うのだ。

しかもその料理店の店主と男は知り合いで、紹介の手紙と店の所在が書かれた地図を書いて持たせてくれた。

2人は男にお礼を言い、その店を目指す。地図に書かれた店の所在は繁華街からは遠く離れており、しかも路地裏にあった。

しかし土地勘の無い二人では男が描いた地図の場所へと辿り付くのは不可能だったので、紹介された店に行くのは諦めて、近くの料理店に入ることにした。

料理を待っている間に店員に地図を見せて、男に紹介してもらった店を知っているかを尋ねたてみた。そして書いてもらった手紙も見せると店員は顔色を変えて「すぐに警察を呼びましょう」と言うのであった。

理由を飲み込めないまま二人は店で待っているとすぐに警察官が到着し、手紙に書かれている内容について教えてくれた。

内容を聞いて二人は驚愕した。
手紙には「2人の観光客の女を引っ掛けることができたので、殺して肉にしてくれ」という内容だった。

どうやらその店は人肉を食べる嗜好のある人々のための店だったらしく、2人は危うく殺されて肉にされるところだった。

 
 
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