ザ・サービス業  -飛田新地で働く女性の家庭事情-

 

 

 

大阪に住む人なら たいてい誰でも知っている 有名な赤線地区がある。

大正の遊郭から続く不思議な香りのする地帯だ。



その地帯近くにも 保育所や小学校など教育施設が色々あり、そこに教育者として勤務する友人から聞いた話。

 

 

この地域は 日雇い労働者の町としても有名で、治安が良い…とは決して言えない。
家賃が安く、生活保護受給率は日本一。

収入的に厳しい母子家庭も仕方なく住むと言われている。

なので この地区に住む母親は この教育機関に子供を通わせ自身も働かなくてはならない。

その際、母親は学校に提出する書類に 母子家庭であること、働いている事を記入しないといけない。

その欄に 『サービス業』と書く容姿の良い母親は 大体がその赤線地区で働いている人らしい。とにかく手っ取り早く多く稼げるからだ。


中には普通にサービス業界で真面目に働く母親もいるので 娼婦なんかと一緒にしないで欲しいと 一部の母親達からクレームが上がった。


そのため、その地区で働くなら 職業欄に
『サービス業(赤)』
と書くのが暗黙のルールと言う。

もっとも お金が貯まったらこの地域から出て行く人 そのまま味を占めて働き続ける人 様々だという。